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2005.05.03

ドーピングコンソメスープだ…

ドーピングコンソメスープ(略してDCS)。
ここ1ヶ月ばかり大流行している料理で、とある投票サイトの★健康食品・サプリメント★の部門では、ぶっちぎりのトップになっているほどだ。
投票状況2005/05/03

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出典は週刊少年ジャンプの『魔人探偵脳噛ネウロ / 松井優征』より。
ネウロは髪の先っぽに▽印のアクセサリーをたくさん着けてスーツを着こなすオシャレさんだが、その正体は「謎」を食べに魔界からやってきた魔人。 女子高生を探偵に仕立てあげ、自分はその助手として振る舞うことにより人間界で立ち回っている。
作者は新人ゆえに絵がイマイチと評されているようだが、魚眼あるいは超広角レンズのように誇張した遠近感や、犯人の異常な心理状態を大胆なデフォルメや抽象画のように描くところは、なかなかイイと思う。

犯人の顔が獰猛な怪鳥(鷲)に変化する。
現実にはありえない事だし、普通のマンガなら背景に鷲が描かれるところだが、このマンガでは犯人の顔を怪鳥に変化させて描いている(それはあくまで心理の描写であり、鷲のモンスターに変身するわけではない)。 「北斗の拳」以降、圧倒的な画力による写実的な描き方こそが目指すべき唯一の頂点のように考える人が少なくないようだが、こういうマンガならではの自由な表現も大切だと思う。
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ネウロの目的が「(事件の謎を解くことによる)食事」であって「正義の探偵による事件の解決」ではない事もあってか、通常の推理探偵マンガではありえない展開を見せる事がある。
例えば普通の推理探偵マンガなら犯行のトリックを探偵が説明している時にはとりあえず全員が黙って聞いているものだが、ネウロは説明の途中で犯人に拳銃で左目を撃たれた!(←でも魔人だから平気だった)。

そして別の話では、犯人が刑事たちの前であっさり自白し、そこから堂々と逃亡を図ろうとした。
犯人の至郎田シェフが開発した究極の料理。 それは食材と薬物を絶妙に配合したスープで血液や尿からは決して検出されず、しかも注射器で血管に注入すれば効果はさらに数倍! そして至郎田は刑事たちの前で超人ハルクのようなマッチョマンに変身し、自分が逃げるのを止められるかと挑発した。
その究極の料理が、ドーピングコンソメスープだ…

「なぜ“コンソメスープ”なのか?」という疑問もあるが、辞書で調べると「コンソメ=澄んだスープ」,「ポタージュ=どろっとした濃厚なスープ」だそうだ。
口から飲む場合はどちらでもいいが、血管に注入するときはポタージュスープだと血管が詰まって危険だからだろう。 病院のまともな薬物や点滴とかでも濁っていたらなんかヤバそうだし(笑)
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気が向いた人は「ドーピングコンソメスープ」で検索してみてください。

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