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2005.05.08

置き石すると、どうなるか

4/25日に尼崎で起こったJR福知山線の脱線事故。 100人を超える死者を出した悲劇の後から、日本の各地で線路への置き石が相次いでいるというニュースを何度も目にする。
会社員が酔った勢いで石を置いたものもあれば、置き石をするとどうなるか見てみたいという少年によるものもあるらしい。

「どうなるか見てみたい」。 25年ほど前に、同じ事を考えた少年たちがいた。

1980年に京阪電鉄で中学生の置き石による脱線事故があった。
幸い死者は出なかったが、京阪電鉄は犯人の5人の中学生と父兄に対し、1億円を越える損害賠償を請求した(これでもかなりのバーゲンプライスらしい)。
賠償額や責任問題については裁判で争われることになった。 そして事件発生から数年が経ったある日、その新聞記事を見たら、5人の少年たちの年齢と職業が書いてあった。 記事の中で「高校生」と書いてあったのは1人だけで、残りの4人は何らかの職業名が書かれていた。
彼らは一人を除いて高校に進学させてもらえず、借金を返済するために中卒の身で働きに出ることになったのだ。

「どうなるか見てみたい」。 そして彼らは、こうなった。
あの惨劇を知ったから置き石を始めたという馬鹿共よ。 お前たちも、こうなってしまえ。


[追記:2009/12/23] 27年後に作られた番組がYoutubeにあった。

番組中に映った新聞記事によると、被害は2億8千万円。 賠償金は1家族あたり840万円×5=4200万円という結果になった。

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