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2005.11.19

奇談(キダン)3

映画【奇談(キダン)】を公開初日の11/19に見に行った。 場所は梅田ブルク7のシアター5で14:35の回。 客の入りは8割・40人程度?だった。

映画は、30ページほどの原作に「神隠し」の話をプラスして88分の長さになっていた。
原作部分が概ね良好に映像化されている所はよかったし、1972年という時代設定の雰囲気もよく出ていた。 隠れキリシタンについての基本的な説明や、作中に登場する伝説『世界開始の科の御伝え』の説明もなかなか良かった。

しかし追加された「神隠し」のエピソードの運用に難があり、ストーリー全体に破綻をもたらしている。 加えて本筋のクライマックスシーンの腰を折るように「神隠し」の話を挿入している無様な有り様は、この映画を失敗作として位置づけるにふさわしい失速感をもたらしてくれた。

原作に何かを足さないと劇場用映画としては短すぎる事は確かなので足す行為自体を否定はできないが、残念なことに蛇足や矛盾という印象の方が強い。 しかし最近のキャシャーンデビルマンを“原作”とした映画の評判を読むと、この「奇談」はまだ幸せな映画化だったようだ。 そして自分は「二度と作るな、ボケ!」ではなくて「(さらなる精進は必要だが)この調子で次も頑張ってくれ!」と思っている。
ただし興行収入がとっても低そうなので、次回作を作らせてもらえるとは思えないけど・・・

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