« アンラッキー・キャンペーン | Main | バージニア・アストレイ »

2006.05.29

FinePix F30 (1)

5/25(THU)の夜にFinePix F30を受け取ってから数日。
まだあまり撮影していないけど、FinePix F10からの買い増しという視点も含めて、とりあえず気になったところなど。

■カードリーダーモードはどこへ?
F30をパソコン(Windows XP SP2)に接続してみたら「デジタルカメラ」として認識された。 F10の設定メニューにはUSB設定(カードリーダー/ピクトブリッジ)があるが、F30には見当たらず、エクスプローラーでファイルの読み込みと消去ができても書き込みができない。
一方、F10ではカードリーダーモードに設定すれば「ドライブ」として認識されるので、持って行きたくなった過去の画像をエクスプローラーで容易に書き込める。 例えば仕事で以前に撮った現場の状況や機器の画像や、友人たちと以前に集まったときの画像などを、だ。
近年の画面が大きいデジカメは単にカメラのみならず画像ビューアとしての役割も持っていると思っている。 それは携帯電話でお気に入りの画像を見せている人たちを街中でよく見かける事からも明らかだが、そういう用途で使うにはこの点においてF30は不向きだ。
 
■内蔵メモリーの役立たず
約10MBの内蔵メモリーが追加されたが、どうやらこれはメモリーカードを外さないと記録・再生できないようだ(相互間のダビングは可能)。
撮影中にメモリーカードが一杯になったときに内蔵メモリーに画面上で切り替えて使えればいいけど、わざわざ蓋を開けてカードを外さなければならないのでスマートさに欠ける。 また、内蔵メモリーに常設の自己紹介画像(?)や時刻表の画像などを入れておきたかったが、これでは実用にならない。 不便なところも含めて「非常用」以外の何ものでもない。
 
■再生ボタン[>]を押したときの変化
▽F10:
・電源OFF時に再生ボタンを押すと再生モードで起動し、もう一度押すと撮影モードになる(レンズが出る)。 以降は押すごとに再生モードと撮影モードが切り替わる。
・撮影時に再生ボタンを押すと再生モードになり、もう一度押すと撮影モードに戻る。
・つまり、最初の状態にかかわらず再生ボタンを押すごとの動作は同じ。

▽F30:
・電源OFF時に再生ボタンを押すと再生モードで起動し、もう一度押すと電源OFFになる(レンズは出ない)。
・撮影時に再生ボタンを押すと再生モードになり、もう一度押すと「撮影はシャッターボタンを,電源OFFは電源ボタンを押す」旨のガイダンスが表示される。 このガイダンスは3秒間表示される。 再生ボタンを押しても消せず、そこからさらにおとなしく3秒間待つか、ガイダンスに従って他のボタンを押す必要がある。
・つまり、最初の状態によって再生ボタンを押すごとの動作が変わる。

・電源OFF時は再生ボタンを押しても撮影モードにならないよう変更されたのは、画像ビューアを意識した動作としてアリだと思う。 しかしそれならば前述のカードリーダーモードの廃止は画像ビューアとしてはマイナス点であり、製品コンセプトの検討不充分を露呈している。
・F10に慣れている事もあってか、撮影中は再生ボタンを押しても撮影に復帰できない事にもどかしさを感じる。 また、ガイダンス表示時に再生ボタンを押すとガイダンスが消せるようにして欲しい。 これらは「マニアック設定メニュー」のようなものを追加して変更できるようにしてもらえるとありがたい。
 
■合焦速度(ピント合わせの速度)
・5/28(SUN)の夕方に京都の新風館の半屋外ステージ「中庭Re-Cueホール」(天気は曇り,屋根付き,17:00~19:00ぐらい)の最前列で撮っていた感触では、F10よりも合焦速度が速くなっている気がする。
・余談だが、F10とF30の比較撮影と、F30とNikon F80D / NATURA 1600で普通の撮影をしていた。 3台もあると鬱陶しい(笑)。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _

・・・ショールームでクルマを触っては人間工学的に検討不充分なスカぶりに文句を言っていた1990年代の頃を思い出してきた。 世界屈指の自動車企業であってもスライドドアのドアハンドルの検証さえ未だにマトモにやっているとは思えない某メーカーの例もあるだけに、こういった事は私の目には簡単そうに見えても、一般的にはよほど難しいのだろうか。
フジのデジカメには、両手を使って操作しなければ起動ができない「スクエアフォルム」を嬉々として採用していた頃に大きく失望していただけに期待してはいないが、こういうところはやっぱりフジ・・・かな。

|

« アンラッキー・キャンペーン | Main | バージニア・アストレイ »

Comments

F10ユーザーならではのレポートですね。
メーカーが違えば操作性が違って当たり前なので、どちらが使いやすいかがなかなか分かりませんが、同じメーカーのそれも後継機種への乗り換えは凄くよく分かりますね。
私はカシオのEXILIM EX-Z3を使ってますが、親父が同じカシオの新しいのを買ってきました。基本的な操作性はほぼ同じですが、ちょっとした操作の違いが意外なほどよく分かります。
xdピクチャーカードからの取り込みにカードリーダーライターを使ってないのですね。
一般的にデジカメから直接取り込むよりもリーダーライターの方が速いことが多いようです。私の場合、一度に5GBも撮ることがあるのでカメラから直接パソコンへ転送することは絶対ないです。小さなメモリのEXILMもSDカードを取り出してリーダーで読み込ませてます。それに慣れてるので特に面倒とも思いません。
内蔵メモリは、非常用という面と店頭でのデモ用という側面がありそうですね。

Posted by: DS | 2006.05.29 at 21:13

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« アンラッキー・キャンペーン | Main | バージニア・アストレイ »