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2007.12.22

「LOST+BRAIN」催眠はロックだ

連載第1話にして(一部で)話題沸騰の「LOST+BRAIN」!!
ここ数年、少年サンデーに触れることがなかった私も今回は手にとってしまった。 これもサンデー編集部の 計 画 通 り なのか?!

第1話でちょっと興味を持ったのが、催眠についての九遠寺のセリフ。

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奇跡の天才モテモテ優秀イケメン万能高校生「氷山 漣(ひやまれん)」は、同じ生徒会の女の子の叔父さんで催眠界のセレブ「九遠寺 一樹(くおんじいっき)」と出会う。

(※作中では「催眠術」という表記は極力避けているような雰囲気なので、とりあえず「セレブ催眠術師」と書かないことにする)

カワイイ姪っ子のためにランボルギーニ・ムルシェラゴ(\3300万円前後)に乗って高校に現れる九遠寺。
「催眠は本当に人間を操れるのか?」という蓮の問いかけに対し、九遠寺は「できる」と答える。

しかし九遠寺は、このように続けた。

| ですが私にとって操ることは、ただの過程でしかありません。
| 催眠からの「開放」、それが私の催眠の目的です。

| 世の中は多くの催眠にあふれています。
| 世間の評価、常識、習慣…
| これらは時に人の自由を奪い、可能性を限定し、心を殺伐とさせます。

| しかし そんな負の催眠から、
| 開放させる力が催眠にはあります。

そして、学校で九遠寺による催眠ショーの内覧会が始まった。
漣は大沢クンに、催眠術にかからないよう精神的に抵抗するよう命令して観客席の中に座らせていた。
しかし九遠寺は『催眠に関する知識を(読者へ)披露しながら』大沢クンを難なく催眠へと導き、内気タイプの彼を“解放”することで陽気なロックンローラーへと変貌させた。

その威力を目の当たりにした漣は、催眠を自らの武器とする事を決意するのであった。

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ここでの九遠寺の言葉によると「世間の評価、常識、習慣」は「催眠」ということらしい。

「世間の常識や習慣」を『抑制の暗示』と言い換えれば、我々は大なり小なり『抑制の暗示』に従っている存在であり、すなわち「負の催眠」にかかった状態で日々を送っていると言える。


ところで【催眠】とは、一体どのようなものだろうか?

  ・字面どおりに眠気を催した状態?
  ・術者が精神や身体を支配する行為?
  ・意識が狭窄して他の概念を締め出した状態?
  ・心理的な悩みから開放する行為?
  ・暗示で思考や精神が支配された状態?
  ・前世の記憶を引き出す行為?
  ・不当に高価な品物を購入したくなる状態?
  ・奇妙で非常識な教義の宗教に帰依させる行為?
  ・いかなる相手にでも命令を下せる、絶対遵守の力?

・・・とりあえず自分が【催眠】についてボンヤリとしたイメージしか持っていない事がわかった(笑)。

【催眠】の定義については第1話でも特に語られてはいないが、諸々の知識も交えて、第2話以降で説明されるのだろう(たぶん)。
かつて日本中に心霊ブームを巻き起こした『うしろの百太郎(週刊少年マガジン連載)』が、心霊知識を読者に説明しながらストーリーを進めていったように、『LOST+BRAIN』は催眠に関する知識を読者に与えてくれるのだろう(きっと)。
そして『LOST+BRAIN』を読んでいれば悪徳商法や悪徳宗教の勧誘に出会ったときに、それに気がついて身を守るための知識が得られる、実用的な側面を持ったマンガになるのかも知れない(もしかすると)。


前述のシーンで、九遠寺は「解放の催眠」によって大沢クンを『抑制の暗示』から開放し、彼をロックンローラーへと変貌させた。

「催眠」は劇中の登場人物を、そして読者たちを、ロックへと開放する。

このマンガはロックだ。 これを読んでいる君たちもロックだ。
 

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Comments

なんというか僕は
あのマンガ

思いっきりデス○ートのパクりじゃないかと…

画が類似してますもん
アレ

Posted by: 犀 | 2007.12.24 at 07:40

↑うん、 確かに。
でも絵が随分とまあヘボいから、どうしようもないけど。

でも元々こんな絵柄じゃないような気もするな。わざと真似て描いてる絵柄だと思う。
でも、ここも「メガバカ」のようにコマをパクってるとは思っても見なかったけど(失笑)

Posted by: ブックマークから来ました | 2007.12.25 at 20:31

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