« JARTIC direct link | Main | 「LOST+BRAIN」ツッコミ担当 »

2008.01.19

「LOST+BRAIN」キングクリムゾン

反響続々の「LOST+BRAIN」、第3話。
 
前回のあらすじ:
午前9時半頃。 聖森高校の新聞部として民自党本部の官房長官を訪問した大沢クンは、後催眠が発動してロックなメッセージをシャウトしながら爆弾を起爆、“自爆テロ”を実行させられてしまった。 爆破事件はTVの臨時ニュースで直ちに放送され、TVの前で震撼する設楽をよそに、氷山は「計画始動!!!」を宣言するのであった。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
TVを消して「第一の計画は無事成功だな。」と語る氷山 漣(※場所はたぶん生徒会室)。 秀才で常識人の設楽晴秀は凶行を咎め「いずれ君が催眠でやらせた事だとバレるぞ!!」と話すが、氷山は自信たっぷりにこう答えた。
催眠がバレる? あり得ないな。

なぜなら催眠の世界では、常識として「殺人」のような「命の危険」にかかわる
行為を実行させることは、不可能とされているからだ!!

オレは可能にした。 「命の危険」を直接感じさせない事でな!!

氷山によると「催眠界の常識では今回のような事件は起こせない = 事件は催眠とは無関係と判断される」という理屈だ。 だが天才の氷山は、「後催眠」のスイッチが入った大沢クンに「幻視催眠」でライブステージを幻視させ、ギターを弾くつもりでカバンのファスナーを引かせることで、自爆による殺人を行わせる事に成功したのだ。
そのような犯行メカニズムを思いつくのは自分だけだと考えているところに注意。 「超天才でイケメンでモテモテのオレ様が編み出した手法 = 凡百のクズどもが思いつくことは不可能」という思考メカニズムだ。

そこに高木由香が現れ、臨時の全校集会が始まる事と、見回りをしてから来るように言われたことを氷山に伝えた。 そして氷山は…
設楽、お前もそろそろ覚悟を決めろ、計画は動き出した。
もう後戻りは、出来ないぞ。

…と設楽に告げて、部屋を後にした。
この時点での設楽は共犯者でもない自由な立場のはずだが、氷山の頭の中では拒否権が設定されていない(笑)。 設楽は警察にタレこんで氷山を逮捕&退学させれば繰り上げで学年1位になれるのに、何をやってんだか…

見回りを終えて校門で落ち合った氷山と高木の前にパトカーが到着、警視庁捜査一課の奥田課長と松田(仮名)刑事が降り立った。 全校集会は、生徒たちに情報提供を呼びかけるために警察が依頼したものだという。
「まぁ警察が来る事は想像の範囲内…」と氷山のモノローグ(※「想定の範囲内」ではない)。 新聞部の取材として訪問して身元も割れているのだから、むしろ警察が来なかったら想像の範囲外。
そしてパトカーの右後席からもう一人の男が降り立った。 左手を窓枠のてっぺんに、右手をCピラーにかけた不自然なポーズで出てきた男は、高木由香の叔父で催眠セレブの九遠寺一樹だった。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
ここで時刻は『事件発生直後』にさかのぼる。
 
場所は「九遠寺催眠心理カウンセリングセンター」がある30階建てのビル。 奥田課長は松田(仮名)を連れて、ビルの29.5階に設けられている隠しフロアを訪れた。 そこは九遠寺のシークレット・オフィスだった。
九遠寺は精神分析学・催眠研究の世界的権威で、催眠能力により犯人の特定などで功績をあげ、警察庁長官からすべての警察資料閲覧を許可されており、必要な場合は捜査の指揮権も与えられる程の人物なのだ! しかも警察が大沢宅で押収したばかりのライブのビデオが早くも表示されていた。
その映像は!! さっき大沢宅で押収したライブのビデオ!!

これは…長官の前で叫んだ声明と同じ言葉を歌ったライブ映像ですね。

…と、松田(仮名)による説明的なセリフが入る。
それにしても大沢クンは普段からそんな事を叫んでいたのか(笑)。 生きて大学に進学してたら立派な学生運動家になっていたことだろう。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
場面は聖森高校に戻る。 全校集会の会場で大沢クンのアナーキーなライブ映像が上映され、九遠寺は生徒たちに自分の考えを語り始めた。
皆さん、私はこの映像の彼を見たとき… ある“大きな違和感”を抱きました。
それは、このライブを行う大沢君には、彼の“意思”が感じられない事です。

「大沢ッ! お前の歌には“魂”が感じられないんだよ!!」と、彼のロッキン・ソウルを婉曲に否定した九遠寺は、こう続けた。
私はこのライブ… そしてこれと同じ言葉を叫んで死んだ今回の犯行…
そのすべてには… 大沢君の心を巧みに事件へと誘導した、
「第三の人間」=事件の真犯人が存在していたと考えています!!

(な、なんだってー!!)
な、なんだってー!!
 
九遠寺がこう考える原因は、去年の文化祭での催眠ショーに遡る。
ショーの予行演習で大沢クンをロックンローラーへと解放した九遠寺だったが、実はそのときに「観念運動催眠」という、『「無意識の動作」を通じて人間の「本当の心」と対話する催眠』を行っていた。
そしてロックンローラーを演じ切った大沢クンに、それが「君の望む自分の姿か」かどうか教えてくれるよう「観念運動催眠」で問いかけたところ、大沢クンは「NO」のサインを示したというのだ。
にもかかわらず彼はこの後すぐ自ら軽音部へ入部し、喜々としてライブまで
こなしている。
何のキッカケもなく、短期間にここまで真逆の人格変化が起きることは
考えられません!!

…という理由で「第三の人間(真犯人)」の存在を確信している九遠寺。
催眠直後は「NO」だったとしても、その後で女の子から「大沢クンって暗いヤツだと思ってたけど結構イケルじゃん! ロックやってみたら? ちゃんと歌うところ、見てみたいな♪」とか言われたら、人格ぐらい容易に変わるぞ(笑)

それはともかく九遠寺は「軽音部での楽曲が犯行声明として使われていることと事件との関連性」と「大沢クンが殺人や自殺を強要された可能性」を疑い、『人の心を弄ぶ、卑劣な「第三の人間(真犯人)」』を見つけ出すことを宣言!
そして大沢君に関する情報の提供と、彼に関する記憶をより深く正確に思い出してもらうための催眠分析を生徒たちにお願いした。
 
・・・催眠分析! 氷山が催眠体を作っていることが発覚するおそれが出てきた。
 
氷山は決意した。 「一刻も早く消さなくては… 九遠寺一樹を!!!」
 


この第3話で気になったのが、時間の流れ。
 
臨時ニュースによると、大沢クンが民自党本部で自爆したのが9時半ごろ。
ニュースの放送中に見回りを開始した氷山と由香が校門で再び落ち合うまでの所要時間は、せいぜい30分程度か・・・事件発生から1時間も経っていないであろう。
 
一方、警察側の動きは、警察は爆破事件発生後に民自党での犯行の模様を入手している(※爆破事件発生時には「東京MK?」の腕章を付けたカメラマンが来ていたので、上下階の窓まで吹っ飛ぶほどの爆発現場に速攻で踏み込んでカメラを回収・・・いや、どこかへ生中継か、対来客用の監視カメラがあったのだろう)。
そして大沢宅に行ってライブのビデオを押収して内容をチェックし、犯行声明が歌詞と同じことを確認。 高校へ全校集会を要請し、九遠寺へビデオの送付を行い、奥田課長と松田が九遠寺の隠しオフィスを訪問して立ち話をして、3人でパトカーで高校に移動して、氷山&由香と合流。
 
さすが警察! 移動時間も含めて、これら全てをわずかな時間で平然とやってのける! そこにシビれる! あこがれるゥ!!
 
・・・・・・っていうか、時間が吹っ飛んでいる。

|

« JARTIC direct link | Main | 「LOST+BRAIN」ツッコミ担当 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« JARTIC direct link | Main | 「LOST+BRAIN」ツッコミ担当 »