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2010.06.06

シャシダイナモと送風機

マガジンX7月号のP39に面白い記述があった。

「ニッポンのクルマ社会を考える」という連載で、今回は燃費の計測現場の取材。
東京都調布市にある交通安全環境研究所(http://www.ntsel.go.jp/)で、シャシダイナモメーターによる燃費・排気ガスの測定についての記事なのだが・・・

メーカーの専任ドライバーは側面に設置されたモニター機器を確認しながら操作を行う。また、モードに準じた抵抗負荷は前方の「車速比例送風装置」から発生され、排ガスはマフラーにつながれたホースで「抽出ガス分析装置」へと送られる。

・・・と書いてあった。

な、なんだってー!!

台上に固定されているクルマに抵抗負荷を与えるのは前方の送風装置ではなく、タイヤが接しているローラーの方だ。 送風装置はエンジンの冷却用だが、風速が車速に応じて変化する様子を勘違いされたのだろうか?(笑)

10060601
※交通安全環境研究所のサイトにあった「ハイブリッド電気自動車の排出ガス、燃費計測方法に関する一考察」より。
http://www.ntsel.go.jp/forum/15files/15-10p.pdf

わざわざ車速に応じて風速が変わるのは実際の走行時に近付けるため。 仮に弱風固定(=冷却不足)だったり強風固定(=冷却過剰)だったりするとガソリンの消費量、すなわち燃費・排気ガスに影響してしまう。


ライター氏のブログ『日本の自動車評論を斬る! すぎもとたかよしのブログ』があったので見てみたが、発売から10日ほど経った今でも別に触れられていないようだ。
http://jt150.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-8d5f.html
人間、誰しもうっかりミスや誤字・脱字・誤変換があるものとはいえ、『日本の自動車評論を斬る!』というタイトルの割には斬る気もおきない笑い話だった。


P.S.
シャシダイナモの絵をもう1つ。 東京都環境科学研究所のHPより。
10060602
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/kankyoken/automobile/chasi-dynamo.htm#kogata

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