2012.08.07

86/BRZのメモ(8)

トヨタ86が峠をめぐるテレビ番組『峠 TOUGE』がなかなか面白い。

 

 

Continue reading "86/BRZのメモ(8)"

| | Comments (0)

2006.02.18

CASSHERN

先日のTV放送で録画したCASSHERN(キャシャーン)をようやく観た。
公開当時の悪評を読んでいたためか、無料で観る分にはそう悪くない映画だと思った。

ストーリーがよくわからなかったが、わかったところで大した意味など持たないだろう。
映像がときどきモノクロになるが回想だったり現在だったりしてわかりにくい。
いま画面で動いている登場人物が生きているのか死者の回想なのかさえも曖昧な事もある。
内容への理解をあえて妨げることで難解系SF映画のフリをしているのだろう。

映像は美しかった。
使われることなく登場しただけのヘルメットさえも美しかった。
第2次世界大戦の頃の日本が西洋文明に侵食されることなく文明が進化したような世界のデザインがよかった。
一部に早回しも交えたアクションも、なかなかかっこよかった。

美人が美しいというだけで価値があるように、この映画もそれなりの価値はある。
ビデオクリップの連続放映だと思えばストーリーなど無くても気にならないし、安っぽいヒューマニズムの御託も安心して聞き流せるというものだ。 

そんな好意的評価(?)な自分でも、とりたてて美人でもなければ演技力もないヒロイン「ルナ」役の役者には閉口した。 ほとんど“身体の”演技力を必要としない映画だったから、“声の”演技はプロの声優にふきかえて欲しかった。
それと、フラッシュバックというよりバンク(使いまわし)が多すぎて無駄に長いので、最後の方でダレてきた。
この映画が「キャシャーン」である必然性は殆ど感じなかったが、古の原作アニメ「キャシャーン」の知名度を少しだけ上げたという点は評価したい。

| | Comments (0)

2006.02.07

壁男

諸星大二郎原作のマンガ【壁男】の映画化が札幌で進行中だ!
 
 ★追記:公式サイト http://www.kabe-otoko.com/ (2007/07/20~)
 
原作の「壁男」は3話の短編で、だいたいこんな感じ。
1.ある「壁男」のモノローグ。 家屋の壁の中に居るそれは
   妖怪とも幽霊ともつかない、謎の意識体。
2.壁男のウワサに次第に熱中する男「仁科」は壁男との交信を試みる。 
   そして仁科の恋人は・・・
3.仁科の同僚のところに壁の中から手紙が! 
   壁男がのウワサがTVでも取り上げられて・・・
 
今度の原作は、昨秋公開された映画【奇談】の原作「生命の木」のように短くはないので、駄肉たっぷりで破綻する事だけはないだろう。
 
yumenoki「壁男」は単行本『夢の木の下で』に収録。 「壁男」の他に「絶壁に挟まれた谷のような土地“ツーライ”でモボクという木と共生する世界での物語」,「いろいろな星を旅するコート姿の旅行者(地球人?)による、奇妙な土地の紀行文(最後に彼はツーライ人の末裔と旅をする)」,「大企業の中にある“神様”と、それを拝む窓際社員」の話を収録。 諸星大二郎を読んだことがない人にも、とっつきやすくてオススメ。
 
 
▽関連リンク
[ 「壁男」裏製作日記(公式ブログ) || 札幌大学での撮影風景 ]
 

| | Comments (0)

2005.12.01

奇談(キダン)4

映画【奇談(キダン)】の個人的な覚え書き&ツッコミ。 無駄に長い。

原作の概要は、隠れキリシタンの伝説『世界開始の科の御伝え』に興味を持って村を訪れた青少年Aと稗田礼二郎が、伝説の通りに「いんへるの(地獄)」に落とされている「じゅすへる(アダムとは別の、もう一人の人類の祖先)」の子孫たちが彼らのために現れた「きりんと(キリスト)」と共に「ぱらいそ(天国)」へと飛び立っていく奇蹟のシーンを目の前で目撃する』といったお話だ。

そして映画では、氏名不詳の青少年Aに替わってヒロインの佐伯里美(藤澤恵麻)が登場することになった。

_ _ _ _ _

1972年。〔※1〕 民俗学を専攻する大学院生の里美は最近、巨大な穴と少年が登場する不思議な夢に悩まされていた。 やがて里美は16年前の小学1年生の時に東北の渡戸村で少年・新吉と共に行方不明になり、自分だけが戻ってきたことを思い出す。
専攻する民俗学と事件の記憶とを理由に渡戸村へ行く里美。 教会を見て当時の記憶が少しずつ蘇るなか、『世界開始の科の御伝え』なる隠れキリシタンの伝説の調査にやってきた異端の考古学者・稗田礼二郎(阿部 寛)と教会で出会う。〔※2〕
▽1
絶大なる演技力の低さで話題になった藤澤恵麻を起用したのは謎だったが、スクリーンで見る彼女の顔は1970年代前半という雰囲気にマッチしていた。 例えば同じ研究室の友人の方が好みだったが、ちょっと“今風”な顔だ。

▽2
「あの“ヒルコの里”の・・・?!」と驚く里美。 ヒルコ編の映画も作られるのだろうか? それとも沢田研二が主演だった映画を指しているのか?

渡戸村の奥には「はなれ」という集落があった。 村の人々が交流を避けている「はなれ」の住人たちは7歳程度の知能しか持っておらず、不死というウワサもあった。
そんな中、「はなれ」の善次が十字架に磔にされて殺されているのが発見される。 「はなれ」は重太ひとりを残して全員が姿を消していた。

渡戸村では昔から神隠しがたびたび起きていたが、姿を消すのは7歳の少年だという。〔※3〕
村には占い師か何かの老婆(草村礼子)とピアノを弾く謎の和服の女性(ちすん)が住んでいた。 この女性は、里美と少年が行方不明になる時に少し居合わせていたような事がわかっていく。〔※4〕
▽3
「7歳」というキーワードが曰くありげに語られるが、それについての説明が作中でされる事はなかった。

▽4
里美の記憶がだんだんと蘇ってくるというストーリー進行の一要素ではあるが、かなり蛇足。

やがて、里美と共に行方不明になったままの少年・新吉が7歳の姿で現れる。〔※5〕 彼は村人や里美と再会するが、肝心なことは何も語らない。
▽5
神隠しからどうやって抜け出してきたのか、そして何をしに来たのか、よくわからなかった。

『世界開始の科の御伝え』を紐解いていく稗田。 その伝説には「あだん」と「じゅすへる」という二人の人類の祖先が登場する。 「あだん」とは知恵の木の実を食べたアダムで我々の祖先としてお馴染みだが、もう一人の「じゅすへる」は生命の木の実を食べていた。 そして不死となった「じゅすへる」の子孫は神の呪いにより「いんへるの」に引き込まれ、「きりんと」が現れるまで苦しみ続けるという内容だ。
宿に泊まっている稗田と里美。 里美の前に忽然と姿を現しては消える新吉。〔※6〕 怖くなった里美は稗田の部屋に泊めてもらい、一夜を共にする。〔※7〕
▽6
ホラー映画のような、けたたましい音が鳴る。 これはホラー映画じゃないだろうに・・・

▽7
浴衣姿で布団に入る女子大学院生の里美と、それを気にも留めずに文献を読む事に集中している稗田。 ありがちなラブシーンを排したところは立派だ!
その分、稗田(阿部 寛)の入浴シーンでサービスしている(笑)。

「はなれ」を訪れた稗田と里美と教会の神父は、重太を追って洞窟にたどり着く。 洞窟の内部は広い空間で、床には大きく四角い穴が開いている。 その向こうに立つ謎の3人の人物。 「さんじゅわんさま!」と重太が叫ぶ。 続いて稗田が「さんじゅわんだと?!」と復唱して説明する。〔※8〕 「さんじゅわん」の一人に指し示された床の穴「いんへるの」。 そこには数多の人間がひしめき、うごめいていた。 「いんへるの」・・・すなわち地獄だ。
▽8
重太の叫ぶ「さんじゅわんさま」というセリフが全く聴き取れなかった。
追って復唱してもらえたから助かったが・・・

平行して、教会の地下室に安置されていた善次の死体が動き出した。〔※9〕 目の部分が黒く腐りかかっていたようなその死体は棺おけから抜け出し、歩き出した。
▽9
ここでもホラー映画のような、けたたましい音が鳴る。 やれやれだぜ・・・

洞窟に居る稗田たちの前に新吉が現れる。 7歳の彼は両親がなく厳しい人生を送ってきたようで、何やら辛い人生だったとか、みんなは親切だとか、天国は幸せな場所だみたいな事を里美にテキトーに語りだす。〔※10〕
ひと通り語り終えて「いんへるの」へ駆け出した新吉を稗田が捕まえようとするが、なぜか幽霊のようにすり抜けてしまう。 新吉は穴の前に立って両手を広げ、後ろ向きに倒れてダイブしていった。
▽10
この場面で里美の顔がアップになるが、新吉に対して恋愛モノのような表情をしている。
稗田に対しても同様の表情をしていた場面があり、観ていて奇妙だった。 これが藤澤恵麻の演技力だ。

やがて「いんへるの」から人間が群れて浮き上がってきた。 ゆっくりと脈打つように、そして光と共に次第に空中へと浮いてゆく。 そこに死体だったはずの善次が光と共に歩いてきた。〔※11〕 キリストは3日後に復活する・・・彼こそが「きりんと」すなわち「じゅすへる」の子孫にとってのキリストなのだ。
▽11
「いんへるの」の人々が自力で浮き上がってきたところにノコノコと善次がやってきたように見えて、救世主としてのありがたみがなかった。
原作ではちゃんと、善次が「いんへるの」にやってきてから人々が浮き上がってくる。

『おらといっしょに ぱらいそさ いくんだ~』〔※12〕
▽12
原作の「ぱらいそさ いくだ!!」が映画では「ぱらいそさ いくんだ~」になっており、原作ファンには違和感があるし、語感も悪いと思う。
方言としては後者の方が正しいのかも知れないが、長い年月に渡って隔絶された環境で独自に変形した宗教を信仰し続けていた連中が、少々変形した方言を使っていたとすればいいんじゃないだろうか?

善次の妙に爽やかで気の抜けた声と共に「いんへるの」から人々がさらに空中へと浮いてくる。〔※13〕 その中には新吉の顔も見える。 重太は「オラも連れて行ってくだせ!」と叫ぶが、彼は連れて行って貰えない。 なぜなら彼はユダだからだ。〔※14〕
▽13
声は役者とは別の人があてているそうだが、妙に爽やかで気の抜けた声は「嬉しさ」や「喜び」を誤って表現しており、奇蹟のありがたみが減少する。 まるで酔っ払いが「二軒目に行くんだ~」と言っているようだ。

▽14
新吉が入り込んでいるのをみて『重太、飛び付くんだ! 一緒に行けるかもしれないぞ!!』と思ってしまった(笑)。 原作を読んでいてそんな不謹慎なことは一度たりとも思ったことはなかったのに・・・。
『「じゅすへるの一族」にとってのキリストの出現と、その救済』という伝説が、新吉を入れたことで破綻した。

場面は変わって、老婆(草村礼子)と和服の女性(ちすん)。 老婆は「神隠しに遭った子供たちに罪はないので連れて行かないでください」とか何とか祈っている。

場面は変わって、洞窟。 光を帯びて空へと昇っていく善次たちと「じゅすへる」の子孫たち。 洞窟が崩れだす。 「オラも連れて行ってくだせ!」と言い続ける重太を残し、稗田と里美と神父は洞窟の外へと逃げた。〔※15〕
場面が遠景に変わり、山々の中に立つ巨大な光の十字架が映し出された。
▽15
原作では神父が「うそだ! 主はただおひとりだ 悪魔……!」と善次につかみかかろうとして弾き飛ばされて気絶して洞窟と運命を共にするが、映画では無事に逃げ出す。 関係各所への配慮だろうか?(笑) なお、神父の役回りは全編を通してよかった。

場面は変わって、林みたいな場所。〔※16〕 霧の中で昔の服を着た幾人かの少年たちが立っているところに老婆と和服の女性が現れる。 少年たちの中の一人は、はるか昔に神隠しに遭った老婆の兄だった。〔※17〕
▽16
このあたりは場面の転換が無駄に多い。 本題であるはずの「じゅすへるの一族」のクライマックスシーンの腰を折るように「神隠し」の話を挿入するのが映画のリズムを崩しており、観ていて失速感をもたらしてくれた。
また、「光の十字架」を映す時間も短くて感慨にひたる余裕もなかった。 「光の十字架」と「神隠し」とどちらが大切なのかさえ見失うほど製作中に混乱してきたのか? ありがちなヒューマニズムとかメッセージとか無理に語らなくてもいいから。

▽17
そして「神隠し」と「じゅすへるの一族(あるいは、はなれ)」との因果関係や、「神隠し」の目的や関係者などについては、一切が謎のままで終わった。 なんだ、こりゃ?!

場面は変わって、東京(たぶん)。 大学の屋上から都会を眺めながら、里美が「行ってしまった彼らと私たちと、どちらがいったい幸せなのだろうか?」とかありがちなテーマのモノローグが長々と入る。〔※18〕
▽18
藤澤恵麻の演技力では10年早い。

そして街中には、「オラも連れてってくだせ。オラも連れてってくだせ。」とつぶやきながらさ迷い歩く重太の姿があった・・・。〔※19〕
▽19
不死であっても怪力ではないはずだが、崩れた洞窟からどうやって抜け出たのやら(笑)。

_ _ _ _ _

とりあえず、おしまい。

| | Comments (0)

2005.11.19

奇談(キダン)3

映画【奇談(キダン)】を公開初日の11/19に見に行った。 場所は梅田ブルク7のシアター5で14:35の回。 客の入りは8割・40人程度?だった。

映画は、30ページほどの原作に「神隠し」の話をプラスして88分の長さになっていた。
原作部分が概ね良好に映像化されている所はよかったし、1972年という時代設定の雰囲気もよく出ていた。 隠れキリシタンについての基本的な説明や、作中に登場する伝説『世界開始の科の御伝え』の説明もなかなか良かった。

しかし追加された「神隠し」のエピソードの運用に難があり、ストーリー全体に破綻をもたらしている。 加えて本筋のクライマックスシーンの腰を折るように「神隠し」の話を挿入している無様な有り様は、この映画を失敗作として位置づけるにふさわしい失速感をもたらしてくれた。

原作に何かを足さないと劇場用映画としては短すぎる事は確かなので足す行為自体を否定はできないが、残念なことに蛇足や矛盾という印象の方が強い。 しかし最近のキャシャーンデビルマンを“原作”とした映画の評判を読むと、この「奇談」はまだ幸せな映画化だったようだ。 そして自分は「二度と作るな、ボケ!」ではなくて「(さらなる精進は必要だが)この調子で次も頑張ってくれ!」と思っている。
ただし興行収入がとっても低そうなので、次回作を作らせてもらえるとは思えないけど・・・

| | Comments (0)

2005.11.11

奇談の余談

映画【奇談(キダン)】の前売券を買った。 特典は原作「生命の木」の複製原画だ。
Kidan2
〔最初の「妖怪ハンター」単行本と複製原画〕

週刊少年ジャンプに【奇談】のPR記事が載っているというので立ち読みしたが、原作が1976年に週刊少年ジャンプに載っていたことは、なぜか触れられていなかった。
様々なマンガ雑誌がある昨今とは事情が異なるとはいえ、【妖怪ハンター】や【暗黒神話】などがジャンプに連載されていたなんて、今となっては信じ難い(笑)。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _

私的に“最強”と思っているのが【孔子暗黒伝】。 ストーリーの一部を説明すると、こんなお話。

紀元前。孔子のもとにいた中国の少年「赤(せき)」とインドにいた奴隷の少年「アスラ」の2人が釈迦のもとへと導かれ、1人の少年「ハリ・ハラ」へと融合される(※彼の右半身はアスラで左半身が赤だ)。
ハリ・ハラは定かな目的もないままインドから東南アジアを経て蓬莱すなわち日本の諏訪湖にたどり着いた。
諏訪湖の水が消えて出現した「時の穴」より暗黒の中を落下し続けるハリ・ハラは地球の核へと到達し、地上で入滅したはずの仏陀と再び会う。 そしてハリ・ハラは神聖なる音声とともに原始の水の中に置かれた“黄金の卵”へと帰り、“黄金の胎児(ヒラニア・ガルバ)”となって「世界」を夢見るのであった・・・。

近年の少年ジャンプでは絶対あり得なさそうなストーリーだが、中学生の時にこのマンガを読んで孔子などに興味を持って小説家になった酒見賢一という人もいたりする事だし、いまどきの少年少女にも読んで欲しいものだ。 どうせならHUNTER×HUNTER休載時の穴埋めに週刊少年ジャンプに再掲してみるとか(笑)。

| | Comments (0)

2005.10.17

奇談(キダン)2

映画【奇談(キダン)】のHPが新しくなっていた。
http://www.kidan.jp/index2.html
藤澤恵麻、鼻の穴が目立ちすぎだよぅ・・・ orz


物語の説明や特報のムービーなど、HP上の情報は充実している。
原作を知らない人でも、よく読めば映画の概要とオチまでもが理解できてしまうだろう。
じゅすへる”の説明も詳しすぎで、映画を見に行く必要がなくなるぞ(笑)。

とりあえず“いんへるの”の描写はかっこよさそうなので、それでも観に行くつもりだ。
・・・そして、これが流行語になることを願おう。

『おらといっしょに“ぱらいそ”さ、いくだ!!』

| | Comments (1)

2005.09.27

奇談(キダン)

NHKドラマ「天花」で演技力のなさを見せつけてくれたモデルの藤澤恵麻が主演ということで心配だった映画【奇談(キダン)】が、ついに11月19日より全国ロードショーだ。
まるで仮題のようなタイトルからしてイマイチ感が漂うものの、 「鬼才・諸星大二郎の最高傑作、完全映画化!」を豪語するその出来栄えは、果たして───?!
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _

原作は諸星大二郎のマンガ『生命の木』。 「妖怪ハンター」シリーズとして1976年に週刊少年ジャンプに掲載された、30ページほどの短編だ。
CINEMA TOPICS ONLINEに(浜村淳のように詳しすぎる)ストーリーの説明があったので読んでみた。

▼チェックポイント1
> 彼らは7歳程度の知能しかなく、そのうえ不死だと噂されていた。

渡戸村は徳川幕府の弾圧から逃れたキリスト教徒が作った隠れ里。
その隠れ里に「はなれ」と呼ばれる集落があった。
彼らは「知能が低く、そして不死という噂」。ここは重要。

▼チェックポイント2
> 「『いんへるの』行っただ。それから、『ぱらいそ』さいくだ」そう話す重太

「はなれ」にただ一人残っていた老人「重太」のセリフ。
重要な二つの単語『いんへるの』と『ぱらいそ』を確認。

▼チェックポイント3
>その頃、教会に安置されていた善次が甦り、「はなれ」に向かっていた。
>それはイエス・キリストが復活したのと同じ、死後三日目のことだった。

磔の刑に処せられたかのような遺体となって発見された「はなれ」の住人・善次が甦った!
・・・ここは原作と同じだけど、そんな所まで書いちゃっていいのか?(笑)

▼チェックポイント4
>稗田は集落の外れに洞窟の入り口を見つけると、ある確信を持って
>その中へと歩を進め
(中略)
>その穴の奥で彼らを待ち受けていたのは、彼らの想像を遥かに超える
>衝撃的な光景だった…。

あっさりとした原作に肉付けされているとは思うが、洞窟に奥にあるのは『いんへるの』。 漫画ではたった6コマにわたって単純にズームアップされるに過ぎない描かれ方の『いんへるの』だが、実写映画でこれの描写ができるのか? 原作に忠実に作ろうとすればCG併用にならざるを得ないが・・・。

▼チェックポイント5
>そしてクライマックスに描かれる「奇蹟」。

原作どおりなら「新世紀エヴァンゲリオン」で見たようなモノが出てくるはずだが、その元ネタこそがこの漫画。
なぜなら「エヴァ」の庵野監督は、自分の妻に『まずは 諸星大二郎 全制覇!!』と語るほどの男なのだ!
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _

この説明を読む限りでは原作をトレースしており、コミカルホラー仕立ての【ヒルコ 妖怪ハンター】(1991年)よりは期待できそうだ。

…というわけで、この秋から年末にかけての流行語(予定)。

『おらといっしょに「ぱらいそ」さ、いくだ!!』

| | Comments (0)

2005.04.18

アストロ球団

TV朝日のホームページにアストロ球団のページが!
http://www.tv-asahi.co.jp/astro/
我々の知らないところで、何が企てられている・・・・・・

| | Comments (0)

2005.02.24

タレントの万引き発言を堂々放送(2)

デビルU(仮名)の万引き発言の放送に関して、日本テレビのホームページには22日付で調査報告がアップロードされた。
その“「カミングダウト」に関するお詫びと調査報告”には【経緯】と【検証】と【社内対応】が書かれていた。

その【経緯】をまとめると・・・
未成年タレントとマネジャーの立会いのもと数回の打ち合わせを重ねたが、その中で過去の窃盗の話が出てきたので、番組担当者はこれを題材に番組を構成しようと考えた。
その後、番組会議 > 収録直前の打ち合わせ > 番組収録 > 収録後の下見、という過程を経ているが、この間、未成年タレント事務所側は「窃盗という犯罪行為を告白することについて若干の懸念を表明したが、この題材を扱うことを積極的に拒否するまでには至らなかった」ことなどもあり、番組担当者はこの題材をクイズ形式で放送することを決めた。
・・・との事。

・・・『この題材を扱うことを積極的に拒否するまでには至らなかった』という理由付けが、なかなか笑える。 仮に頭の足りないタレントが「万引き武勇伝をアピールしま〜す!」と言い出しても、それを阻止するのが番組制作側のあるべき姿勢だろうに。

『番組会議 > 収録直前の打ち合わせ > 番組収録 > 収録後の下見』という4つの過程を経ているが、それぞれが仮に80%の良識しか持ち合わせていないとすれば、そこを通過するたびに良識が削られていくので 0.8×0.8×0.8×0.8=0.4096 となり、全体としての良識は40%に低下する。

「なんで80%なんだよ?」とか「勝手に掛けるなよ!」という異論もあるだろうけど、なんにせよこの組織の最終出力結果はその程度のレベルだ。
発表がホリプロより遅れたのは組織の大きさゆえ仕方がないかもしれないが、『ただいま調査中です。近日発表します』ぐらいのお断りを入れる事もしない気楽さと、そのくせ番組のホームページの「過去の放送内容」は表示できなくしているところが、この組織のレベルの表れでもある。

| | Comments (0)

より以前の記事一覧